VISAカードは海外での為替レートがいいって本当?

クレジットカードの中でもVISAカードは世界で最も使われています。このVISA、当然海外でも広く使えるので海外で使用することも多いわけです。ただ、実際にショッピングで支払うのは現地通貨なので日本円でどれくらいになるかわからない、他の手数料も入れてどれぐらい引き落とされるか心配、、、

そもそも、海外でカードを使うとどんな手数料がかかるか、どのように為替レートが適応されるかご存知ですか?今回は、VISAカードを海外で使用した場合、どのように為替が日本円に変換され、どんな手数料が加算されるのか、見ていきます。そして噂のVISAカードは為替レートが本当にいいのかを考えてみます。

海外でVISAカードを使った場合、請求額の内訳

海外でVISAクレジットカードを使って商品やサービスを購入した場合、後日所定の口座から日本円で引き落とされます。その際に、購入金額だけではなく、手数料も含めて引き落とされます。では、VISAカードを使った場合の手数料は、どれくらいになるのでしょうか?

このVISAクレジットカードの請求額は、ショッピングの代金(現地通貨)から、為替の変換、手数料の請求、という2段階を経て、合計額が出てきます。

つまり、クレジットカードを使った時は代金以外に

カード会社の為替レート

カード会社の為替手数料

の2つが影響するということになります。では、具体的に見ていきましょう。

1:カード会社の為替レート

この為替レートは、VISAインターナショナルが定めたレート。国際ブランドのVISAが、各市場での為替の動向や経済情勢を参考に各通貨間の換算レートを毎日決定します。この数値は、公式サイトで公表されています。

よくニュースで「本日の為替相場の終値は1ドル100円」などと耳にすることがありますが、この値は外国為替市場での銀行間取引レート(TTM)のことです。VISAが定めるレートは、このTTMと完全に同じではありませんが、大きな差はありません。大手銀行間での取引レートと同じような為替レートで両替してもらっているようなものなので、両替レートはかなり良いと言えます。

それでも具体的にいくらになるのか知りたい!という方は、VISAの公式サイトでレートを確認することができます。VISA公式サイトの為替レート

VISA公式ページでの為替レート

VISA公式ページでの為替レート

My card is in の部分で Japanese(yen)を選択します。

My transaction の部分で 取引国通貨を選択します。

Enter Bank Feeの部分で 1.63と入力します。

さらに下に、日付を選ぶことができるので、自分がカードを使用した日付を選び、Enter を押すと、VISAインターナショナルが定めたレートを知ることができます。 

これまでの記録を見ると、  VISAインターナショナルが定めたレートは、大きな金融機関同士でお金をやり取りする時と近いレートで、とてもお得だということが分かります。もし小さな両替屋さんで少額のお金を両替してもらったとすると、VISAのように良いレートで両替してもらえることはまずありません。このように、為替レートや下記の手数料を総合的に見るなら、VISAカードは、余分の支払いを抑えることができるお得なカードであることが分かります。

※ちなみに、世界2位のMasterCardも為替レートはほぼ同じです。続くJCBは若干VISA、Masterに比べてほんの少し負ける、というところ。クレジットカード全般に為替レートは非常に良い、と言えます。

   

2:カード会社の為替手数料(外貨取扱手数料)

このカード会社の為替手数料は、国際ブランドによって決まっています。VISAの場合、1.63%になります。為替レートによって確定した代金の1.63%が手数料になります。それで確定した代金に手数料を足したものが、引き落とされる総額になります。

ただ少しやっかいなのが、クレジットカード会社がこの金額にいくらか足して請求するようです。国際ブランド(VISAMasterCard )の為替手数料は公表されているので非常に明快ですが、このカード会社が上乗せして請求する金額は、公表されていないため明細書が届くまで、正確な金額は分かりません。


3:引き落とし額の計算の仕方

まず、カード会社の為替レートに基づき、日本円に換算してその商品がいくらかを決定します。その金額の1.63%が、手数料になります。商品の金額に手数料を足したものが請求金額です。

例えば、 VISAインターナショナルが定めたレートが1ドル:100円だったとします。

100ドルの商品を購入した場合、その商品の値段は、100  ×  100 で 10,000円になります。手数料は、 10,000  ×  0.0163   =    163

合計金額は 10,000    163      =   10,163 円 となります。

4:VISAカードは世界中で使える必須カード

VISAカードは、Value Issuer Service Areaの頭文字を取ったものです。国際決済業務では、世界1位、世界で200ヶ国以上、4000万以上の店で使用することができ、ほぼ使えない国や地域がありません。世界で広く使われているがゆえ、為替レートもお得なレートが適用されますし、様々なサービスを受けることができます。クレジットカードが使えてVISAが使えないケースはほぼ無いので、少なくともVISAカードは一枚持っておくと安心ですね。

5:現金と比べて外貨カード支払のコストはどうなの?

ちなみに、現金の場合は手数料(VISAの場合は1.63%)はかかりません。そのため、両替コストは現金の方が安いと思われがちなのですが、実はそうではないのです。現金両替では、手数料がこっそり為替レートの中に含まれているのです。結果、クレジットカードの方が、為替レートがかなり良く、手数料を差し引いてもクレジットカードの方がトータルコストが安い、ということがほとんどです。カードと現金の両替比較についてはこちらもご覧下さい。

まとめ

VISAカードを海外で使用した場合、引き落としの総額を計算するのは、それほど難しくありません。為替相場のニュースを見たり、VISAの公式サイトでレートをチェックし、手数料を上乗せすれば、その金額を知ることがきます。引き落としの額を把握しておきさえすれば、その後も安心してVISAカードを利用できますね。また為替レートを調べると、クレジットカードの為替レートは大きなメリットで、特にどこでも使えるVISAカードはとても便利なカードであることが分かります。VISAのマークがついたクレジットカードを一枚持っておくと、皆さんの旅行がよりスムーズに行くこと間違いなしです。