海外に強いクレジットカード、3つのポイント

海外に行く前にクレジットカードを作る、あるいはクレジットカードを作る時に海外でも使いやすいカードを作る、そんな場面で、何に注意しながらカードを作れば良いでしょうか。あまり経験が無いと、最初は戸惑いますよね。そんなクレジットカード選定のポイントをお伝えしていきます。

① 基本要件が良いこと

この基本要件、というのはクレジットカードを作るときはいつもチェックをしておきたい項目で、以下のポイントです。

  1. 年会費 :やはりトータルコストは大事。年会費無料であれば良いですが、年会費がある場合は、コストに見合ったメリットがあるかどうか、チェックしないといけません。
  2. ポイント :ポイントの蓄積は後々凄く効いてきます。どんなポイントがどのように貯まるかは要チェックです。
  3. ブランド :どのカードを持つか、デザインも含め気分に影響します!

特に海外、ということになると、結構な出費になります。航空券やホテル、食べ物や現地ツアー・・・と考えていくと、数十万円の出費ということも多々あります。そんな多額の出費をカードで支払うのであれば、やはりポイントを効率的に貯めたいですね。また、航空会社のマイレージや、ホテルのポイントが付くクレジットカードもあります。こうしたポイントは本当に馬鹿にならないので、地道に貯められるよう、普段使われているサービスや商品購入にも使えそうなカードを選びたいところです。

そしてポイントが沢山貯まるようであれば、年会費が必要なカードも検討に載ってきます。例えば、マイレージの貯まるクレジットカードでは、普通カードとゴールドカードの比較があります。普通カードは年会費無料〜2,000円程度と安いことも多いのですが、ゴールドカードは年会費が5,000円〜10,000円程度とお安くありません。ただし、ここでゴールドカードを選択肢から捨ててはいけないのです!

というのは、ゴールドカードではマイレージが加算されることが多く、入会時のボーナスマイルも含めると、実は一回の旅行で元が取れてしまうことも多々あるのです。例えば、日系航空会社では国内便の往復は15,000マイルかかります。これは新幹線での東京−大阪往復を考えると、およそ30,000円分の価値との引き換えということです。つまり1マイル=2円分くらいの価値があるわけです。この計算で行くと、5,000マイルボーナスでもらえるのであれば、10,000円年会費を払ってもオトクということになります。こうしたトータルでのコスト、利益を比較して、基本要件が良いクレジットカードを選ぶ必要があります。

またブランドについては、単に好きだから、格好良いからというのもあります。笑 が、それに加えて、使い易いかということも大事です。シンプルには、VISAとMASTERが海外では強いです。この2つであればどこに行ってもほぼ使えないということがありません。ところが、JCBにしてしまうと突然使える場所が激減します。ハワイのような日本人だらけの場所は比較的大丈夫ですが、日本人にマイナーな場所に行ってしまうと困ったことになるかも知れません。海外向けクレジットカードの1枚めの選択肢としては、まずVISAかMASTERのロゴが入ったカードの中から選ぶことが無難です。2枚め以降はJCBも日本人向けのサービスが充実しているため、お勧めになります。

② 保険が十分にリスクをカバーしていること

海外に持っていくクレジットカード選びにおいては、基本的な要件と合わせて保険は絶対に外せない重要ポイントになります。この保険も色々な要素があります。主なものは以下です。

  • 傷害・疾病(病気、ケガ)
  • 死亡
  • 携行品被害(持ち物の破損等をカバー)
  • カードの紛失・盗難(紛失・盗難時の不正使用をカバー)
  • ショッピング(購買品の破損等をカバー)

このうち、紛失・盗難、ショッピングについては日本でも同じで、非常にありがたいですよね。私も図らずもお世話になったことが何度かあります。

さて、こと海外旅行時のクレジットカードに付いてくる保険において、最も重要なのは・・・傷害・疾病です。海外で恐ろしいのは、病気になったりケガしてしまったりすると、ものすごく費用がかかるのです。海外で盲腸手術で数日入院、請求書を見てびっくり、300万円!という事例もあるくらいです。

海外の医療費であっても、1/3は基本的に健康保険から支払われます。しかしながら、日本の医療費を基準にして計算されますし、また病気・ケガで弱っている時に、どれくらい自分が費用を負担しないと行けないか、あまり心配したく無いですよね。そうすると、一般的な傷害・疾病については何らかの保険でカバーしておきたいところです。

金額についてはまた後日じっくりお話ししていきたいと思います。金額以外に大事な点として、自動付帯か、利用付帯か、という問題があります。自動付帯というのは、そのクレジットカードを持っておきさえすれば自動で保険対象になるという仕組みです。多くの場合は、日本出国後3ヶ月程度の期間、カード付帯の保険が守ってくれます。対して利用付帯というのは、その旅行費用を当該クレジットカードで支払って初めて、保険の対象となります。

楽天カードの例を見てみます。保険の付帯条件は以下のようになっています。

「楽天カードは、日本を出国する以前に、公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金を楽天カードで支払った場合(補償期間/日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までの旅行期間)に限り、海外旅行傷害保険が付帯されます。」

簡単に言うと、日本国内での交通機関またはツアー費用を楽天カードで支払ったときだけ、傷害保険をつけてあげますよ、ということです。逆に言えば、楽天カードで支払っていなければ保険をつけてくれないのです。

これは結構落とし穴で、私も最初は全然気づいていませんでした。。。海外出張を頻繁にするようになった初期の頃は、利用付帯のクレジットカードばかり持っていたのです。にも関わらず、海外旅行保険等は契約せず、クレジットカードの保険があるから良いかと思っていました。今から思うと冷や汗ものです。

海外旅行のときの疾病・傷害をクレジットカードに付帯する保険でカバーする時には、まず自動付帯のカードを持つことをお勧めします。自動付帯であれば、持っていくだけで安心です!そして通常、複数カードを持っていくと、保険は加算されます。例えば、補償額200万円と300万円のクレジットカードを持っていれば、最大500万円までカバーされているということです。

目安としては、400-500万円までカバーできるように上手くカードの保険も使いたいですね。

③ 現地サポートが強いこと

最後に、クレジットカードの発行会社の現地サポートが強いことも上げられます。例えば、ハワイにおける三井住友カード。Wifi、荷物預かりに日本向けの無料電話まで。。。いたれりつくせりです。言わずもがなで、コールセンターも充実しています。主要国に配置されているVJデスクでは、日本語で様々な問題解決や要望に応えて頂けます。

こうした現地サポートは、通常あまりお世話になることが無いのですが、困ったときにはやはり心強いです。病気やケガでパワーダウンしている時に、英語で交渉するなんてできないですよね。そうした緊急の場面で力を発揮するのが充実した現地サポートなのです。

こうしたサポートはクレジットカードを作成する時には比較としてはポイントに上がってきにくいのですが、意外とあなどれないもので、私は英語は不自由はありませんが、それでも必ず日本語の窓口があるクレジットカードや保険を選ぶようにしています。日本語での駆け込み寺があるだけで、随分と安心できますので。

如何でしたか。海外旅行に行かれる前に、こうした海外に強いクレジットカードを1枚、できれば2枚入れて行かれると、不安なく旅行にのめり込め、一層楽しめるのではないでしょうか。

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